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アンティーク家具
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よく耳にする『アンティークとは?』に対する答えとして「製作されてから100年以上経過したもの」とお聞きになったこともあるかと思います。 こちらは一般的な通説とさ・・・
よく耳にする『アンティークとは?』に対する答えとして「製作されてから100年以上経過したもの」とお聞きになったこともあるかと思います。 こちらは一般的な通説とされていますが、実際は定義があるのでしょうか???
『アンティーク』とは、「GATT(輸入関税に関する法律)において製作後100年以上経った物を指す」と定義されていますが、それはあくまで美術品などを含めた課税徴収上における法律の定義です。 しかし、いつしかこの法律は、「アンティーク家具に対する定義」として世間一般的に認識されるようになりました。 そもそも通称としてのアンティークという言葉は、ヨーロッパではルネッサンス時代から使われており、英国でも1870年代までは、古代ギリシャ・ローマの古典美術、とりわけ彫刻作品を含めた呼び名でした。 それ以降1980年くらいまでは、一般的には100年以上経っている品物がアンティークと呼ばれるようになります。 1980年から現在に至っては、正式ではありませんが、第二次世界大戦前(1940年)に作られた物であればアンティークと呼ぶ風潮になっています。 日本のアンティーク家具店で扱われている品の中心的年代は、1920年~1940年の家具がほとんどです。 この年代は各様式のリバイバルや、異なる様式を融合した折衷様式と呼ばれるもので、世界的市場からアンティーク家具として価値を認められています。 従って伝統的な装飾、手作業による伝統的な技法が残されている家具に関しては、年代を問わず今後の未来も含めてアンティーク家具となって継承されていくでしょう。
ヴィンテージまたはビンテージと書く「VINTAGE」の語源はフランス語の「vendage」です。 VIN(vin)はワイン、AGE(age)は年齢でワイン用のブドウの収穫年を表します。 ワインには製造年がラベルにしっかり記載されていますが、上質に育った当たり年のブドウで造られた上質なワインだけがヴィンテージ=つまり、年代が明確で品質が良いものがヴィンテージと呼ばれます。 これは、家具だけでなくご存じのように洋服や楽器などもその対象です。 人気のアーコールやG-PLANなど、1950年以降のミッドセンチュリー家具はヴィンテージ家具として認知されています。
KENTSTOREでは、英国アンティーク家具をメインにアーコールなどミッドセンチュリーのヴィンテージ家具も取り扱っています!