新入荷アンティーク家具のご紹介「サザーランドテーブル」
新入荷アンティーク家具のご紹介 2022年5月17日イギリスよりアンティーク家具・雑貨が多数入荷しました。 イギリスアンティーク家具の代名詞とも言われるドローリ・・・
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新入荷アンティーク家具のご紹介
2022年5月17日イギリスよりアンティーク家具・雑貨が多数入荷しました。
イギリスアンティーク家具の代名詞とも言われるドローリーフテーブルをはじめ、チェスターフィールド、ブックケース、ビューロー、大人気のアーコールなどなど。
また、とても可愛いレアな雑貨類もたくさん!
今回は新入荷の家具の中から、サザーランドテーブルについてご紹介します。
サザーランドテーブル
unfinished:こちらの商品は木工修理・塗装修理が完了しておりません。
サザーランドテーブルは、3枚の天板がフラップヒンジと言われる蝶番でつながり、両側の天板は垂れ下がった状態で収納されています。
その両端2枚の天板を持ち上げ、補助の脚で支えて使用します。
天板を開いて大きなテーブルとして使用でき、使わないときには折りたたんでコンパクトに収納することができる、大変機能的なテーブルです。
同じ構造で作られているゲートレッグテーブルよりコンパクトにたためるため収納しやすく、使わないときは納戸にしまう・壁際に置いて小物をディスプレイするなど、場所を取らずに使用することができます。
サザーランドテーブルの由来
ハリエット・サザーランド公爵夫人(Harriet Elizabeth Georgiana Sutherland 1806-1868)
(出典:Wikipedia)
「サザーランドテーブル」という名前は、ヴィクトリア女王の女官長としてまた親友として彼女を支えたハリエット・サザーランド公爵夫人が、コンパクトに収納ができる家具を作らせたのが由来とされています。
ハリエット・サザーランド公爵夫人は、ヴィクトリア女王との友情と一族の財により社会的影響力を持っていました。 その社会的地位を活用しアメリカの奴隷制度に反対するなど、さまざまな慈善事業に取り組んだ人物です。
サザーランドテーブルは一見華奢に見える脚ですが、強度もしっかりとしており、キャスターがついているため稼働もしやすく、女性の方でもらくらく動かせることができます。 さまざまなシーンで役に立つサザーランドテーブル、おすすめです♡
今回入荷しました家具は静岡の家具職人の手によって修復を行います。
ただ壊れた箇所を修理するのではなく、サスティナブルで持続可能なアンティーク家具へと循環させ蘇えらせ、日本のお客様が安心してずっと使い続けられる英国アンティーク家具に仕上げていきます。
そのため2週間ほどお時間をいただいております。
ご理解の程よろしくお願いいたします。