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「ウェッジウッド」創設者ジョサイア・ウェッジウッドとは
イギリス陶磁器ブランド「ウェッジウッド」 イギリスの伝統的な食器ブランドの一つ、ウェッジウッド「Wedgwood」をご存じの方は多いと思います。 ウェッジウッドは約260年という歴史があり、伝統を守りながらも時代と共に機能性とデザイン性を追求し続けている洋食器ブランドで、世界中の人に愛されています。 今回はこのウェッジウッドの創設者 ジョサイア・ウェッジウッド(Josiah Wedgwood )についてのお話です。 「英国陶工の父」ジョサイア・ウェッジウッド 出典:Wedgwood ジョサイア・ウェッジウッドは黒人奴隷解放の運動一つとして Jasper medallion(碧玉のメダル) を製作しました。 メダルの文字には "AM I NOT A MAN, AND A BROTHER?" と書いてあり、Man というのは男性という意味の他に「人間」という意味、Brother というのは「仲
2021.6.22 -
馬毛で作られたアンティーク家具の椅子
馬毛とは何に使われる? 動物の毛を使って作られるものは、様々あります。 羊の毛からは羊毛・ウール・カシミヤ・毛糸など、アンゴラウサギからはアンゴラ、またカイコガが作る繭からは絹(シルク)など。 これらは大変馴染みがありますね。 「馬毛」といえば、尾(しっぽ)の毛で作られるバイオリンの弓、その他歯ブラシなどもあります。 小学校の教科書に掲載されている「スーホの白い馬」にも登場した馬頭琴も有名です。 動物の毛は、現代のように石油で繊維が作られるようになる前は、特に必要不可欠なものでした。 今回は、当時アンティーク家具には必須であった「馬毛」についてご紹介します。 イギリスと馬の歴史 イギリスの街を歩いていると、郊外だけでなくロンドンでも馬に乗った人、馬車、騎馬警官や騎馬隊の姿を多く見ます。 少し田舎にいくと「馬注意!」の標識も見ることができます。 また、イギリスには気軽に乗馬を体験できる乗馬セ
2021.6.11 -
椅子の座面を張替えてみよう(ベントウッドチェア編)
アンティークのベントウッドチェアをリニューアル
2021.5.24 -
家具をペンキで塗ってみました!(チェスト編)
チェストをペンキで塗ってみました 全体 :メイフェアダーク(ネイビー) ハンドル :プリムローズヒル(グリーン) :ピュアホワイト(白) :コベントガーデンフローラル(ピンク) :ゴールデンスクエア(黄色) :イートンスクエア(水色) :アーツクラブ(赤) チェスト塗装後の感想 床の色を選ばず、合わせやすいチェストに仕上がりました。 丸みを帯びたハンドルが色を付けたことによりアクセントになり、とても可愛らし表情になりました。 ここには何をいれようかな?こっちの引き出しにはこれかな?お子様の笑顔が想像できる、そんな楽しい、わくわくするチェストです。 チェストのお買い物ページはこちら 塗料のお買い物ページはこちら
2021.5.23 -
ご家庭でも簡単!アンティーク家具の小傷の直し方
アンティーク家具に物をぶつけてしまったり、傷をつけてしまったリすることは、日常生活においてよくあることです。 アンティークの家具だからこそ、小傷は簡単に修復することができます。 BEFORE / AFTER ~誰でも簡単にできます~ 使用する道具と材料 ・スクラッチカバー ・ウェス2枚(スクラッチカバー塗り用・拭き取り用) STEP1 塗る 布に少量のスクラッチカバーを染み込ませます。 傷の目立つ箇所へ塗りこんでいきます。 【Tips】傷の周りも含めて塗ると色が馴染んで目立たなくなります。 STEP2 仕上げ 傷に色が入り、目立たなくなったら、余分な液体を拭き取ります。 十分に乾かして完了です。 【Tips】スクラッチカバーは乾燥に時間がかかりますので、なるべく半日以上は乾燥させましょう。 スクラッチカバーは店舗での販売になります。 静岡本店 TEL : 054-204-7003
2021.5.14 -
アール・デコなディスプレイキャビネット
アール・デコ様式 アンティークのディスプレイキャビネット クラシックなアンティーク家具が並ぶ中で異彩(?)を放つのがアール・デコ様式の家具や雑貨達です。 本日はその中でも「とってもアール・デコ」なディスプレイキャビネットをご紹介します♪ アール・デコ様式とは 1890年代から1900年代にかけて、自然をモチーフとした華麗な流線デザインを特徴とするアール・ヌーヴォースタイルが登場・流行~発展しつくした感が出始めると、新しい時代に向けその反動もいえる「未来的なデザイン」を模索し始めます。 自動車・飛行機などに始まる各種の工業化に伴い、文明の象徴である「機械」を想像させる装飾を排除した機能的・実用的なフォルムがデザインとして多様化したのがアール・デコです。 1910年代後半から第一次世界大戦後の好景気を背景に富裕層を中心に人気を博したアール・デコ様式は、直線的な幾何学デザインを特徴としています。
2021.5.13 -
ご家庭でも簡単!アンティーク家具のネジ穴 補修方法
アンティーク家具に限らず木製家具のネジ穴が効かなくなってしまうことがあります。 しかし、ご自宅にある材料で簡単にネジ穴を補修することができます。 使用する道具と材料 ・はさみ ・爪楊枝 ・ボンド ・ドライバー STEP1 深さを計測する 一度ネジをはずします。 爪楊枝を穴に差込み、深さを確認します。 えんぴつで印を付けておくと分かりやすいです。 STEP2 爪楊枝を入れる 爪楊枝の長さを、計測した深さに合わせてを切ります。 爪楊枝にボンドをたっぷりつけ、穴に差し込みます。 【Tips】爪楊枝を刺したまま、カッターで飛び出している部分を切らないでください。アンティーク家具の表面を傷をつけてしまう場合があります。 STEP3 ネジを入れる ボンドが十分乾いてから、ネジを入れます。 【Tips】穴が大きいときは、爪楊枝の本数を増やしたり割りばしでも可能です。 家具金具のお買い物ページはこちら &
2021.5.13 -
ロイドルーム LLOYD LOOMの魅力
LLOYD LOOM ロイドルームとは ラタン(籐)に代わる画期的な家具として誕生したファニチャーブランド、LLOYD LOOM ロイドルーム。 時代を超えて受け継がれる美しく繊細に編み上げられた家具についてご紹介します。 繊細ながら丈夫なエレガンス ラタン(籐)のように繊細で優雅。しかしその素材はなんと「紙」と「ワイヤー」からできています。 1917年、アメリカ人のマーシャル・B・ロイドは、伝統的な籐家具の製法に改良を重ね紙とワイヤーによる斬新で美しい家具を完成させたことから始まりました。 伝統的な枝編み細工とは異なり、フレームとファブリックを別々に作ることができるため、バラエティ豊かなデザインを生み出すことに成功。 硬く撚り合わせ防水処理を施したクラフトペーパーをスチールワイヤーに巻きつけ、機械によって織り上げます。 芯のスチールワイヤーにも防水・防錆加工がさ施されているため、折れたり
2021.5.12 -
レザーソファのお手入れ方法
英国の伝統的デザイン、チェスターフィールドを末永くお使いいただくためのお手入れ方法をご紹介します。 色褪せなどレザーの保護や、風合いを取り戻したい場合のお手入れ方法です。 チェスターフィールド以外のレザーのソファにもご参考いただけます。 ひび割れしてしまったり、艶がなくなったレザーには潤いを与えて蘇らせましょう。 BEFORE / AFTER ~誰でも簡単にできます~ 使用する道具と材料 ・レザークリーナー ・レザークリーム ・ファニチャーブラシ ・歯ブラシ ・ウェス3枚(汚れ取り用・レザークリーム用・仕上げ用) STEP1 ブラッシング まずは、全体をブラッシングをします。 ブラシはマイランズ社のファニチャーブラシ、または硬めのブラシを使用しましょう。 革には無数の毛穴があり、そこに塵、埃などの汚れがたまっていきます。 また、毛穴に詰まった塵や埃が水分を溜め込み、カビやシミの原因を作
2021.5.12 -
修道士のために作られたモンクス・ベンチとは
モンクスベントとは モンクスベンチは、ベンチ、テーブル、収納の機能を兼ね備えた3wayのアンティーク家具! Monkモンク(=修道士)のために作られたベンチです。 モンクスベンチの歴史 当時、修道士は修道院に持ち込める家具や私物は制限されていました。 そのため三通りに使えるこの家具を好んだことから、後にモンクスベンチといわれるようになったといわれています。 当初は装飾のないシンプルなものでしたが、やがて一般用にも広がると装飾が施されるようになり、様々な意匠のベンチが登場しました。 こちらのモンクスベンチは彫刻などは施されていませんが、手すり下部分はイギリスのアンティーク家具でよく見かけるバラスターレッグで支えられていて、シンプルながら格調高い逸品です。 ※バラスターとは階段などの手すりの支える円柱や角柱の形状をした装飾的構造のことで、半分開きかけた蕾に形状が似ているためその名がつけられたそ
2021.5.12 -
プロが伝える補修方法(上塗り編)
テーブルの天板など、使用による色の劣化や色焼けしてしまったときのアンティーク家具の塗装方法として、上塗りで仕上げる方法が英国でも選ばれています。 色の濃淡や味のある風合いを残しつつ、塗装自体は綺麗な仕上がりを実現できます。 家具が使われてきた歴史でもある、塗装の経年変化を残す塗装方法です。 BEFORE / AFTER ~誰でも簡単にできます~ 使用する道具と材料 ・ナイトロステイン(家具の色や材質に合わせたステインを使用) ・マイランズポリッシュ(家具の色に合わせたポリッシュを使用) ・メソレイテッドスピリッツ(刷毛洗浄用) ・アンティーク家具用WAX ・刷毛(ステイン用×1 ポリッシュ用×1) ・ケンマロン(塗装の状況に合わせたケンマロンを使用) ・スチールウール ・イエローダスター ・布3枚(ワックス塗り用 拭き取り用×3) ・スチール系のボール皿(ステイン用×1 ポリッシュ用×1
2021.5.11 -
プロが伝える補修方法(研磨編)
貼り付くように付着してしまった汚れや、食器などの引き摺り傷、水分による染みなど、日常生活を送る上で、どうしてもできてしまうことがあります。 ファニチャークリーナーは、美術品的な価値がある年代の家具等にも英国修復士が使用する、細かい粒子が入った塗装に優しいクリーニング剤です。 この粒子で塗装面を研磨する事により、付着した汚れや傷、染みなどを簡単に補修することできます。 BEFORE / AFTER ~誰でも簡単にできます~ 使用する道具と材料 ・ファニチャークリーナー ・アンティーク家具用 WAX ・スチールウール000番 ・イエローダスター 1枚 ・ウェス3枚(クリーナー用・ワックス塗り用・拭き取り用) ※使用している、ファニチャークリーナー・ワックスは英国王室御用達の老舗メーカー マイランズ社のものです。 ケントストアはマイランズ社の日本総代理店です。 STEP1 ウェスに染み込
2021.5.10
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