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ダンレパード氏とケントデリ セミナーレポート『チューダー朝ブレッド』
2023年6月11日(日)ケントストア東京目黒店 4階のケントスペースにて、ダンレパード氏とケントデリのセミナー『イギリスの歴史を紐解く食の旅 チューダー朝ブレッド』を開催しました。 英国で人気を集め、TVや執筆でも活躍するパティシエ・ブーランジェ/ペストリー&ベイカーシェフのダンレパード氏。 今回、ケントデリとの初の夢のコラボレーションが実現しました。 前日の6月10日(土)には『イギリスの薔薇』をテーマに、ダンレパード氏が開発した「ローズ&ストロベリータルト」とバラの香りのメレンゲを用いた「イートンメス」のレシピをデモンストレーションでご紹介していただきました。 2回目は、ダンレパード氏がチューダー朝時代の風味をできるだけ忠実に再現するテクニックをデモンストレーションでご紹介していただき、英国の伝統的な付け合わせであるローストビーフ、クロテッドクリーム、マーマレード、ピックルジャムと共
2023.6.21 -
ダンレパード氏とケントデリ セミナーレポート『ローズ&ストロベリータルト』
2023年6月10日(土)ケントストア東京目黒店 4階のケントスペースにて、ダンレパード氏とケントデリのセミナー『イギリスの歴史を紐解く食の旅 ローズ&ストロベリータルト』を開催しました。 英国で人気を集め、TVや執筆でも活躍するパティシエ・ブーランジェ/ペストリー&ベイカーシェフのダンレパード氏。 今回、ケントデリとの初の夢のコラボレーションが実現しました。 第1回のテーマは『イギリスの薔薇』 ダンレパード氏が開発した「ローズ&ストロベリータルト」とバラの香りのメレンゲを用いた「イートンメス」のレシピをデモンストレーションでご紹介していただき、ご試食していただきました。 今回は、ほんの一部ですがセミナー内容をお届けしたいと思います。 photo:ダンレパード氏とケントデリのセミナー『イギリスの歴史を紐解く食の旅 ローズ&ストロベリータルト』 photo by:kentdeli ウェルカム
2023.6.20 -
【徹底解説】中世のお皿はパンだった!トレンチャーとは
西洋の食事というと、お皿を動かしてはいけない、グラスは元の場所に戻す、音を立ててはいけない等、行儀作法に厳しいイメージですね。 また、神への祈りを捧げてから静かに食べるというイメージもあるかと思います。 最近では、ホテルでテーブルマナーをプロに学びながらフルコースを食べるプランがあったり、有名私立中学の入試問題にフレンチのフルコースの順番などが社会常識問題として出題されることから、その対策として小中学生に向けてのテーブルマナー講習も活発に行われています。 photo:中世の食事の様子 Catherine de Médicis(カトリーヌ・ド・メディシス) ヨーロッパのテーブルマナーは、1533年にイタリア・フィレンツェの名家メディチ家のカトリーヌ・ド・メディシス(Catherine de Médicis:1519年-1589年)が、フランスの王家に嫁いだ際、カ
2023.6.8 -
【簡単解説】チューダー朝 歴代の王と女王の生涯
Hampton Court Palace 室町幕府の後継者争いに端を発した1467年の「応仁の乱」から、1603年に徳川家康が江戸幕府を開くまでの戦国時代。 同時期、イギリスでは、王位継承争いに勝利したチューダー家による『チューダー朝』(1485年~1603年)の時代を迎えていました。 『チューダー朝』は、イギリス絶対王政の全盛期であり、小さな国からヨーロッパの大国へと成長した時代でもありました。 ここでは、チューダー朝の誕生から終焉まで、歴代の王と女王の生涯について、分かりやすく簡潔にご紹介します。 チューダー朝とは チューダー朝 家系図 イギリスでは、1455年から1485年の30年にもわたり、ランカスター家とヨーク家との間で、王位継承をめぐり内乱が続きました。 ランカスター家が赤い薔薇、ヨーク家が白い薔薇をそれぞれの紋章にしていたので、「薔薇
2023.5.29 -
【徹底解説】チューダー様式 建築物と家具の特徴
Hampton Court Palace(ハンプトンコート宮殿) 1455~1485年のイングランドの内乱「薔薇戦争」でリチャード3世を破って即位したヘンリー7世。 そのヘンリー7世にはじまり、エリザベス1世により幕を下ろした『チューダー朝時代(1485年~1603年)』 イギリス絶対王政の全盛期であり、小さな国からヨーロッパの大国へと成長した時代でもありました。 そのチューダー朝の時代に存在したデザインは、『チューダー様式』と呼ばれ、それまでのゴシック様式、イタリアのルネサンス様式の影響を受け、イギリス独自のスタイルで発展させていきました。 ここでは、『チューダー様式』の建築物と家具のデザインについてご紹介します。 チューダー様式 建築物の特徴 チューダー・アーチ(Tudor arch) Layer Marney Tower(レイヤー マーニー タワー) チューダー様式の特徴として、まず
2023.5.22 -
【コーディネート】ブルーキャリコの魅力
こんにちは。本日も、現在店舗にてキャンペーンを行っているバーレイの食器についてお話しをしていきます。 前回のブログでは、「何にでも合う!Mix&Matchでコーディネート」というテーマでバーレイの様々なシリーズを使用してコーディネートする楽しさについてご紹介いたしました。 前回のバーレイブログはこちら 今回のブログも、バーレイコレクター歴15年のケントスタッフが熱く語っておりますので、是非楽しんでいただければと思います。 「ブルーキャリコ」を集める楽しさ ブルーキャリココーディネート例(スタッフ私物) ミックスマッチを推奨するバーレイですが、それでもやっぱりブルーキャリコは圧倒的な人気柄で、 「バーレイといえばブルーキャリコ!ブルーキャリコがなきゃバーレイじゃない!!」 と正直思っております。 私も最初にバーレイに恋したのは、ブルーキャリコの美しさに魅了されたからで、まさに一
2023.5.18 -
【コーディネート】生活に溶けこむバーレイ食器
こんにちは、毎週火曜日のブログはイギリスの音楽文化についてお話してきましたが、 本日は、現在店舗にてキャンペーンを行っているバーレイの食器についてお話しをしていきます。 イギリスに縁のある方や、イギリス好きな方だけでなく、アンテナの高いおしゃれな方の間でも大人気のバーレイ。 普段使いにはとても…ともったいなく感じてしまうほどの可愛さで、食器好き・陶器好きな方なら絶対に見逃せないアイテム。 イギリス生まれのバーレイは、170年以上続く技術で現在でも多くのファンを魅了し続けています。 花柄が特徴的で女性らしい可愛いイメージのバーレイですが、実は、日本の食卓でも使いやすいデザインなのです。 今回のブログは、バーレイコレクター歴15年のケントスタッフが熱く語っておりますので、是非楽しんでいただければと思います。 何にでも合う!Mix&Matchでコーディネート Mix&
2023.5.16 -
【徹底解説】ウィローパターンの歴史と秘められた悲しい恋の物語
世界中にコレクターがいる、陶磁器の絵柄『ウィローパターン(Willow pattern)』 18世紀後半から、ウィローパターンは、さまざまな窯元で作られました。 200年以上経った今なお、ウィローパターンの人気は絶えることなく続いています。 ウィローパターンは、なぜ、これほどに人の心をつかむのか? 今回は、ウィローパターンについての歴史と、絵柄に込められた"ある恋の物語"についてご紹介します。 photo:ウィローパターンの陶磁器 ウィローパターン(柳模様)の歴史 Thomas Minton ウィローパターンは、1780年代初頭にミントンの創始者トーマス・ミントンによって描かれたといわれています。 トーマス・ミントン(Thomas Minton :1765–1836)は、イギリスのストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)で、銅板転写
2023.5.15 -
【プロ解説】英国シルバー銀製品の見方 違い
イギリスの上流階級のお宅に並ぶきらきらと輝くシルバー食器たちにはうっとりしてしまいますね。 ダウントンアビーでは、執事のカーソンさんが歌いながらシルバーを磨き上げるシーンも多々登場しましたね。 英国では銀食器の使用はステータスを示すものとされて珍重され、ナイフ、フォーク、皿、燭台、ポット、その他多種多様な銀食器が製造されました。 今回はアンティーク巡りをしていると必ず出会う素敵なシルバーたちの見方についてご紹介していきたいと思います。 photo by:E NEWS シルバーの種類 「スターリング・シルバー(Sterling silver)」 英国では銀の含有率が92.5%を超えるものだけ「スターリング・シルバー(Sterling silver)」と言います。 欧州各国では、純度80%や83%のものもシルバー製品として扱われているそうですが、英国では一貫してこの銀の含有率が92.5%を超え
2023.5.15 -
【スタッフおすすめ】ウイリアムモリス生地を使った家具!
何度かご紹介しているWilliam Morris(ウイリアムモリス) 草木花や小動物など、モリスが生活環境からインスピレーションを受けたテキスタイルは 壁紙、カーテンなど世界で絶大な人気を誇っています。 初期に設立した「モリス商会」に家具部門があったように、アンティーク家具との相性も良く 部屋の装飾までリフォームしなくても、椅子1脚でモリスの世界観を醸し出せます。 KENTSTORE TOKYOの在庫より、ウイリアムモリス生地を使用した家具をご紹介していきましょう! おすすめ1 ディスプレイキャビネット Morrisウィローボウ ディスプレイキャビネット KENTSTORE TOKYO こちらの商品は、ウォールナットの突板材を使用したディスプレイキャビネットです。 独特の飴色と黄色味の発色が美しいウォールナットと、直線的なデザインが特徴です。 このキャビネットの背板生地に、モリスの最高傑
2023.5.12 -
【英国音楽コラム】イギリスの誇りとして愛された エドワード・エルガー
英国音楽コラム第15回【イギリス音楽のルーツ】 皆様、こんにちは。 今日のブログは、【イギリスの音楽の話】を紹介していきます。 これまではThe Beatles、One Directionなどの現代でもイギリスを代表するアーティストをご紹介し、英国ロックの世界・ギタリストやギターの文化にも触れてきました。 他にも、イギリスの小学校の音楽の授業や、伝統的なバグパイプの音楽隊もご紹介してきました。 英国音楽コラム第一回の「音楽のルーツを辿る」 英国音楽コラム第一回ではイギリスの音楽の始まりについて紹介しました。 前回からは、ケルト音楽の文化以降~UKロックが生まれる前にフォーカスをあて、バロック音楽の後半からヘンデルなどの18世紀の音楽についてご紹介しました。 今回もその続きの歴史をご紹介していきます。 イギリスの誇りとして愛された エドワード・エルガー エドワー
2023.5.9 -
【修理】ベントウッドチェアの座面張り替え「バーレイ ブルーキャリコ」
バーレイ生地で張替したベントウッドチェア(品番:1307049901) アンティーク家具の王道とも言われるベントウッドチェア。 イギリスで買い付けてきたベントウッドチェアの中には、板座が使用できないものもあります。 そういう場合は、座面を新しく作らなければなりません。 今回は、陶磁器メーカーである英国バーレイの人気柄「ブルーキャリコ」の生地を使用し、椅子の座面を張り替えました。 ベントウッドチェアとは ベントウッドチェア(品番:2103001803) ベントウッドチェアとは、木材を削りだして曲線を生み出すのではなく、蒸気で柔らかくした木材を型枠に入れて製作するチェアのことです。 ベントウッドとは曲げ木のことを言います。 ベントウッドチェアはオーストリアのトーネット社(THONET)の創業者である、ミヒャエル
2023.5.8
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