チャイナキャビネットの多くは、ガラスの棚板が使われています。

ガラスを使用することで光の加減で中の陶磁器をより輝かしく、美しく見せてくれます。

普段使いの食器でも、ガラスの棚板に並べるだけで特別な食器に見えるようなそんな効果があります。

日本ではなかなか見ることができないガラスの棚板のキャビネットはアンティークならではのデザインです。

また、ディスプレイキャビネットの中には、側面もガラスで構成されているものもあります。

側面がガラスのタイプは中のアイテム全てがあらゆる角度で見えるので、様々な表情を伺うことができます。

チャイナキャビネットの一番の顔である扉のデザインは、「木製」「シルバー/ゴールド」「ステンドグラス」の３つからデザインされています。扉のデザインが変わるだけで印象も大きく異なりますので個性豊かなデザインの中から是非お客様にぴったりの一点をお探しください。

また、ディスプレイキャビネットの背板には「布張り」「ミラー張り」「木張り」と様々な種類の背面デザインがあり、中に入れたモノをより引き立ててくれる効果があります。何も飾らなくてもディスプレイキャビネット自体が華やかな印象です。

背板の素材の違いによって見え方も変わってくるので、ガラスの扉越しに見える背板にもぜひこだわってみてください。

キャビネットを選ぶ1番目のポイントは大きさです。

まずはお部屋のサイズを事前に測っておきましょう。

奥行き・横幅だけでなく壁の高さも計測しておけば、どこまで壁が隠れるのかが想定できます。

また、収納する食器などのボリュームや数も考慮して大きさを決めましょう。

2番目のポイントとしては、キャビネット内に飾るモノとのバランスです。

どのようなアイテムをケースに飾るかを事前に想定しておくとバランスの良いキャビネットを選ぶことができます。

キャビネットの多くはマホガニーやウォルナットで作られていますので、その雰囲気に合ったものを収納されることをおススメします。逆に中のアイテムに合わせてフレームの家具の木目を選ぶのも一つです。

ブックケースと比較すると各棚板や脚に耐久性が劣りますので、重いモノのディスプレイは避けた方が良いでしょう。